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大変失礼な、数々の発言とは思いますが、書かさせて頂きます。
先日、黒部市総合体育館で女子2回戦、準決、決勝を見せて頂きました。どのチームも大変な頑張りがあり、ゆっくり見させて頂きました。勝ったチームには、全中目指して全力で戦って頂きたいと思います。各チームには、それぞれの思いはありますが、総論的に感じたままを記載させて頂きます。
◇ディフェンス
やはり想像していた通り、全般的に基本的なポジショニングやフォーム、スタイル、ディスタンス等、これからもっと良くなる、向上する可能性が多いように見受けられました。オフェンス力のあるチームに対しては、ディフェンスと言う機能が全く果たせず、機能していないチームが多く見られました。身体能力を含めて、能力のあるプレイヤーが多く、これからの富山県の将来が楽しみではありますが、残念な状況でした。現在、全国的なディフェンススタイルは、ボールマンプレッシャーが主体であり、ローテーションによるカバーディフェンスが必要な中で、1人のシュータープレイヤーに、継続的にかき回されると言った、本来あまり生じる事の無いゲームが多いように感じられました。スーパースターがそのチームにいれば県内で勝てる状況が物語っていると言えるでしょう。
ボールサイドのディフェンスは、眼を瞑るとしても、ヘルプサイドのディフェンスのポジショニングがほとんどどのチームも出来ておらず、フロアバランス、ボールと自分に最も近いディフェンスを同時に見ることが出来ない。オンボール、オフボールでのディフェンスの付き方、ボールがパスされた時の動き方、クローズアウトのタイミングと位置、或いは、スナッグル、スムーサー、セットポジション、ストライクポジション等、ディフェンスの同時対応、同時性を理解しうるには、時間と経験が必要と思われますが、絶対に身に付けられなければならないスキルであると見受けられました。それが、可能なような指導がされているかは分かりませんが、ボディチェックをする事無く、簡単にフラッシュされるとか、オフェンスに参加していないプレイヤーに、フェイスディフェンスをする等、まだまだ課題の多いようにも見受けられました。
インバウンズプレーでのディフェンスの位置、スタックされた時のディフェンスの位置、基本的なポジショニングを知ってもらいたいものです。インバウンダーに丸々背中を見せてボールの行き先を見ていないのも困ってしまいます。
ゾーンディフェンスをしているチームもありましたが、ゾーンの形はしているが、ゾーンの動きになっていないものが多く、ゾーンディフェンスの指導の難しさが伺えます。逆に、ゾーンディフェンスと言う事で、全く攻められないオフェンスにも困惑した次第でもあります。
◇プレイヤースキル
今年は、ガードプレイヤーとしての習熟度が、全体的に低かったと感じられました。素晴らしいシューターは、かなりの数を占めていますが、ドリブラーとしてのスピード、ハンドリング、ドリブルワーク、フロアーを見てプレイヤーを見てのパッサーとしてのスキル等、個人スキルの高いプレイヤーは少なかったと思います。残念な事に、折角ボールを運んで来て、サークルの前で止めてしまうガードが多く、オフェンスへの連続性が途切れ、他のオフェンスプレイヤーまで止まってしまう状況が見られました。プレイヤーの位置、ディフェンスの状況を見る。約束事を本当に理解しているかどうか分からない動きのプレー、動かないプレーもあり、今後の成長が楽しみな部分もありました。
また、シューターとしてのシュート力は、昨年よりも向上しているかに見受けられましたが、ゴール下のリバウンドシュートを除いて、レイアップ(アーリィーオフェンス、ブレイクを含めて)か、3ポイントシュートが7割ぐらいを占めており、1割がフリースロー、残り2割ぐらいがゴールブロックでのジャンプシュートのように見受けられました。本来、6割を超えなければならないジャンプシュートが少なく、相手のミスによるレイアップ、ポストによるドライブシュートがほとんどであるように見られました。相手チームのディフェンスのまずさがシュートにも現れているようです。今回、高身長プレイヤーもいましたが、ポストプレイ、それもハイポストプレイがほとんど見られず、中学生での振り向いてジャンプシュートをすると言った、単純プレーが見られませんでした(見逃したのかも知れませんが)。この様なシュート力では、北信越で戦うには、ディフェンス力の前で止められてしまう事が容易に想像されます。ゴールブロック、或いはペイント内、ペリメータライン内からのジャンプシュートが打てない限り、全国では全く通用しないと考えなければならないと思います。
リバウンド準備とリバウンドに関しては、シュート後、ボールを追うプレイヤーがほとんどであり、相手を先に抑える事を意識したプレイヤーが極めて少なかったように思われました。ミスマッチでのリバウンドのあり方についても、指導されるべきと感じられました。
パッシングスキルについては、とにかくどのチームもパスが弱い遅い。近い距離でのヒッティング、キックアウトパスを重要視されなければならないと見受けられました。バウンドパスにはスピンパスを混ぜる事も必要であり、縦パスの弱さ、スピードの無さが致命的なチームもありました。また、ゴールカットへのフィード、ロブパスの正確性、強弱についても練習不足が見受けられました。
◇オフェンス
オフェンスについては、特にこれと言ったオフェンス(約束事)を持ったチームは、見当たらなかったように(見落としかも知れませんが)思われます。中学生でのセットオフェンスはやはり難しいのかも知れません。モーションオフェンスが多用されているようにも伺えましたが、きちっとした約束事を最小限決めたものでないと、中々成功するものではないようにも見受けられました。ハンドバックからのゴールカット、次のトレールカット、ゴール下からの両サイドへのブレイク、カールカット等、どのチームも良く練習されてはいるものの、ガードのフィードが合わない事が多く、中々成功しないものと見られました。
プレスダウンとしてのアーリィオフェンスと言うか、アーリィプシュの課題として、そもそも論でありますが、走らない、走れないチームが多く、一番簡単な点の取り方を逃しているチームが多かったように見られました。味方を見て、ディフェンスを見ない。縦パスを出さない。ボールバックを容易にする。ポストフライやセカンドインバウドが出来ない等、中々難しいものであると感じられました。
全く、見たまま、感じたままに書かせて頂きましたが、明日の子供たちの成長になれば嬉しい限りと思います。北信越で勝って全中出場を果たして頂きたいと思います。
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